
■ シソ科 宿根草(耐寒性多年草)冬季半常緑~落葉種■ 学 名 : Lamium maculatum 'Sterling Silver' ■ 別 名 : ラミウム マクラツム(学名)、ツルオドリコソウ
デッドネットル など ■ 花 期 : 初夏 ■ 草 丈 : 10~20cm前後(生育後・花丈も含む)■ 株張り : 30cm以上(生育後・環境差がある)■ 耐寒性 : 強い(-15℃~-25℃ ※環境差がある) ■ 耐暑性 : 強い ■ 日 照 : やや半日陰■ 原産地 : ヨーロッパ(原種の主な自生地)■ お届けの規格 7.5~10.5cmポット苗半日陰のグランドカバーとして定番のラミウム
本種はシルバーの葉が美しく、シェードガーデンによく映える
初夏に花がたくさん咲き、その後は冬の落葉まで葉が楽しめて
観賞期間が長い
~担当スタッフのコメント~当店では90年代よりラミウムの販売を行ってきました。半日陰で輝くような葉色、かわいい花も咲かせて良いものですが、当時はあまり注目されていない印象でした。近年は有名ガーデンでも良く見かけますし、寄せ植えなどカラーリーフ人気も高まり、ラミウムのお問い合わせも多くなってきました。
日陰に強いため、シェードガーデンでも徒長せず、しっかりと地面を覆います。意外と半日陰向きのカバープランツで銀色の葉を持つものは少なく、使い勝手が良いです。
シェードガーデンを作る際に、一般的な花物は日陰で咲きにくいため、カラーリーフの植物で組み合わせることが近年の主流になっています。
ギボウシやツボサンゴ、プルモナリアなど、立体的な姿の植物と、手前にラミウムのような低いリーフを合わせて、周年美しいシェードガーデンを作ってみてはいかがでしょうか?
本種‘スターリング シルバー’は葉のほとんどがシルバーで、生育の早い丈夫な品種です。ピンクの花も大きめで、葉との対比も美しいです。
ガリオブドロンのようにツルも出ず、まとまりの良い姿で、バランスのとれた優良品種です。
性質は丈夫で、真夏を除けば日向でも育てることができますし、日向の方が花つきは良いです。
ただ、乾燥と強い日射が重なると葉が焼けてしまうので、葉を優先で考えると半日陰を選ぶと良いです。
真っ暗でない限り、徒長はしませんが、肥沃であったり水分が多すぎると伸びて株が開いたり、蒸れて腐ってしまう場合があります。
理想としては、風通しの良い半日陰で、軽く湿気がある場所が適しています。
冬は落葉しますが、他の期間、長く葉色が楽しめるので、鉢植えや寄せ植えにも向きます。
若いうちは寄せ植えに、大きく育ったら庭植に、という使い方もできます。

↑春の芽吹き

↑初夏の開花 花つきが抜群に良い品種です
お届けする苗について(当店は寒冷地です) |
通年、栽培管理を行いながら販売しておりますので、お届けの季節により苗の状態は様々です。おおよそ下記のとおりですのでご参照ください |
春~夏 | 芽吹き~開花前~開花中または花後剪定済み |
秋~冬 | 花後剪定済み~紅葉中~落葉の途中 |
冬~春 | 低温管理していますので、冬は葉が少ない もしくは地上部落葉中です |

↑苗の様子 秋頃(販売開始時につきやや若め)
※季節により姿は大きく変化しますので参考程度にご覧下さい
基本的な管理 |
日 照 | 寒冷地 | 明るい半日陰~半日陰 |
暖 地 | 明るい半日陰~半日陰 |
耐乾性 | やや弱い | 強乾燥と強い日射で葉焼けをおこします |
耐湿性 | 普 通 | ある程度耐えます |
剪 定 | 伸びすぎた時、花後に短くカットすると姿が整う |
肥 料 | 春か秋が適期 (ほぼ不要、生育が思わしくない場合のみ) |
増 殖 | 株分け 挿し木 |
消 毒 | 目立った病害虫はありません |